結婚相手に求めたい、譲れない条件について!妥協できる条件もご紹介

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結婚を考える際に、どのような相手が理想であるかを考えるでしょう。長く共に生活をしていく上で、さまざまなものを共有し、理解や協力し合っていく関係を作れなければ、良い結婚とはならないでしょう。相手の理想像や条件は人それぞれですが、ここでは結婚相手に求める条件について紹介します。

 

よく挙げられる結婚相手への条件

結婚を考える男女が、結婚相手について必要と思う条件は次のようなものです。

価値観が近い

結婚をすれば、相手の方と一緒に考え、判断し、行動することが普通になっていきます。その基準が「価値観」です。相手の方と自分とで「許せる・許せない」「普段やっている・普通はやらない」「正しい・間違っている」などの判断が割れてしまえば、共感ができないばかりか、考えること自体がストレスになっていきます。そうなれば、相手の方と一緒にいるのが息苦しくなるでしょう。価値観は近い方が、二人で一致した行動や思考が可能となるでしょう。

けれども、価値観が同じであればいいのかというとそうでない面もあります。二人の価値観が多少なりとも異なっていれば、相手の考え方を理解しようとする姿勢が生まれます。価値観が異なることは、決して悪いことではありません。

一緒にいて楽しい

結婚後は相手の方とずっと一緒にいることになります。けれども毎日辛そうな表情ばかりしていれば、顔を合わせるのもしんどく、家庭外では他の人から「何か問題でもあるのだろうか?」と勘繰られるでしょう。笑顔なら、多少の大変なことも克服できる力が与えられます。夫婦は、楽しいことばかりでなく、苦しいことも分かち合う関係となります。どのような時でも笑顔を絶やさず、何を話すこともなくても一緒にいて和めたり安心できたり、何よりも楽しいと思える方が良いでしょう。

金銭感覚が似ている

これは最初に紹介した「価値観」の一部ですが、経済的な面は、一つの大きな条件となるので、独立させて挙げました。お金は二人で、あるいは家族で生活を送り続けるためには必要なものです。家計を切り盛りしていくという点ではかなりシビアにならざるを得ないこともあります。生活が楽でもないのに生活する上で関係ない高価なものを買うことが多かったり、無計画なお金の使い方をしたり、金額感覚や買う必要の判断が二人の間でズレると、後々何らかのことでトラブルが発生するでしょう。

経済力・収入

女性が結婚相手の男性に求める条件の上位に、経済力があります。生活をしていく必要があるため、女性はどうしても男性の経済力を気にする必要があるのでしょう。何なら、子どもを育てられる余裕も欲しいと考えます。経済力の高さは、さまざまな生活面での選択肢の幅に比例します。そこにゆとりも生まれ、落ち着いた家庭を作っていける要因にもなるのです。

女性は、現在の生活水準を維持できれば最低限良いと考えています。内閣府が発表した、平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」によれば、結婚生活に必要な夫婦の年収の平均値は490.3万円とまとめられています。

 

男性と女性の、それぞれの希望

では、男性と女性とでは、結婚相手に求める条件に違いがあるのかについて紹介します。

トップ5のうち4つは男女ほぼ同じ

平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」では、男女別に結婚相手に求める条件のアンケートを行っています。その結果は以下の通りです。


《男性》
1位:価値観が近い
2位:一緒にいて楽しい
3位:一緒にいて気をつかわない
4位:金銭感覚
4位:容姿が好みである

《女性》
1位:一緒にいて楽しい
2位:一緒にいて気をつかわない
3位:価値観が近い
4位:金銭感覚
5位:経済力がある

男女ともに上位4項目は同じ内容でした。男性は考え方を重視し、女性は一緒にいるときの居心地を重視しています。

男女で異なる、「らしい理由」

そして、5番目は男女で分かれました。男性は「容姿が好みである」(4位でしたが)という、外見的な要素も重要だという意見がありました。それに対して、女性は「経済力がある」という、家庭が豊かさを維持できるかという現実的な点を、しっかり考える傾向があります。

 

実は妥協してもいいと思っている条件

もちろん結婚相手にはさまざまな点で優れている方が、歓迎できるものですが、誰でも一長一短はあります。また時代の変化もあり、過去には重要視していた条件が、今ではなくてはならないとはそこまで思っていない条件に変わっているものもあります。次に妥協してもいいと思われている条件の紹介です。

年齢

極端に離れていれば状況は変わりますが、多少の違いは妥協できる人が増えてきています。年齢差が一桁なら、許容範囲だとする人も少なくありません。

学歴

もう社会も、学歴重視という人の判断のしかたは古くなりました。多少学歴が高くなくとも、他の要素が優れていれば、人間的に魅力があると考える人が多くなりました。近年は学歴の高さと、会社や社会への貢献度あるいは実績に、必ずしも相関関係があるのではないととらえられ始めている、というのも背景としてはあるでしょう。

家事の得意さ

男性からすれば、料理が得意で掃除もバッチリという女性の点数は高かったものです。けれども女性も近年は仕事に追われるケースも多いので、そこまで手が回らないという状況もあります。また、家事に慣れていないとしても、結婚してからできるようになっていけばよいという考えや、夫婦共同で行おうとする家庭も出てきました。逆にできないことで、それを克服しようと力を合わせるチャンスにもなるかもしれません。

 

まとめ

結婚相手に求める条件は、結婚後の生活を楽しく、豊かにしていくためにも、相手をよく見極める必要があるでしょう。その条件は、特別なものではなく、人として持ち合わせているか、感覚的に自分と合うかどうかというものです。昔は「年収1,000万円以上」「身長180cm以上」などという現実離れした条件をよく耳にしましたが、近年は現実的な条件に変化をしています。

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